会社設立時の資本金
資本金は会社設立後、事業を運営していくためのものです。
会社設立時に資本金を一度銀行に預け入れますが、この預けた資本金は自由に開業資金や運転資金として使うことができます。
会社設立当初は資本金を使って会社を軌道に乗せることに集中すると良いです。
資本金はいくらにするのが良い?
会社の規模、業種などにより異なりますが、消費税の課税開始時期などの面から考えると、資本金は1,000万円が一つの基準となります。
資本金1,000万円未満で会社を設立すると、設立1期は消費税が掛かりません。
2期以降は会社設立から6か月間の売上額、給与の額によって消費税免税となるか変わってきます。
会社設立第1期の事業年度開始の日から6か月間の売上若しくは給与額が1,000万円以下の場合は、第2期も消費税免税。
売上若しくは給与額が1,000万円を超えていても第1期が7か月以下であれば、第2期も消費税免税となります。
資本金を設定する目安としては、行おうとする業種にもよりますが、初期費用+設立時から3~6か月程度の経費の額を資本金と設定することが一つの目安となります。
許認可の必要な業種を行おうとする場合は、許認可を受ける条件として資本金の額が決められている場合がありますので、事前に確認して資本金の額を決めるのが良いです。
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